漏電とは、電気が本来通るべきルートを外れて流れる(漏れる)現象の事です。 漏電すると感電の危険性、火災といった深刻な事故の原因となることがあります。 電気が漏れているということになると、電気代が膨れ上がる事になるのではないかと心配する方もいると思いますが、家庭に設置された分電盤は優れており、漏電が発生した場合は、すぐにブレーカーが落ちるようになっております。ブレーカーが落ちると電気の元を絶つ事になりますので、漏電しているからといって、電気使用量が増えるという事には繋がりません。 では、実際に漏電しているかどうかを確かめる方法としては以下になります。 ①主幹ブレーカー(アンペアブレーカー・サービスブレーカー等/ない場合は除く)をオンにし、安全ブレーカー(各配線毎のブレーカー)をすべてオフにする ②漏電ブレーカーをオンにする ③安全ブレーカー(分岐ブレーカー)を一つづつオンにしていく 安全ブレーカーを一つずつオンにしていくことで、どこで漏電ブレーカーが落ちるのかが分かります。落ちた場所が漏電の発生個所です。 ※複数箇所で漏電が発生している場合もありますので、すべての安全ブレーカーを試してください。 漏電箇所が特定できましたら、漏電している安全ブレーカーはオフにして、そこにある家電製品のコード等破損個所を確認します。 破損した家電製品を外す、あるいは破損個所が分からない場合は、配線のショートや漏電ブレーカーの異常等も考えられますので、お近くの電気工事会社にご相談下さい。 修理費用がかかる場合もございますが、感電や火災など深刻な事故になる可能性もありますので、お早めにご対応下さい。 |