(1)電源調達調整単価の算定方法
JEPXが公表するスポット市場における各電力エリアのエリアプライスが、当社の定める基準値を下回るまたは上回る場合に、以下の算定方法にて決定いたします。
ⅰ.還元(マイナス調整)
各電力エリアのエリアプライス平均値が、調整基準単価αを下回る場合
(基準単価α - 各電力エリアのエリアプライス平均値)÷(1-託送損失率) に消費税相当額(10%)を加えた価格
ⅱ.請求(プラス調整)
各電力エリアのエリアプライス平均値が、調整基準単価βを上回る場合
(各電力エリアのエリアプライス平均値 - 基準単価β)÷(1-託送損失率) に消費税相当額(10%)を加えた価格
※端数処理は小数点第3位を四捨五入とします。
(2)電源調達調整単価の算定に用いる調整基準単価及び託送損失率
※託送損失率は各送配電事業者が申請中の2023年4月以降適用予定の数値です。
計算事例:東京電力エリア
スポット市場エリアプライス平均値 12.63円
( 12.63円 – 11.60円 )÷( 1 – 6.9% ) × 110% = 1.22円
※沖縄電力エリアは燃料費調整額でのご請求となります。
※上記のご請求月で電源調達調整単価の算定に用いたエリアプライス平均値は、2023年6月21日~2023年7月20日までの期間の値です。(税別/円)
更新日2023年9月22日